アメリカに来て、初めての夏がやってきました。
我が家は戸建てに住んでいるので、家の周りをぐるりと一周するように芝生があります。
アメリカの住宅街でよく見かける、青々としたきれいな芝生。見ている分にはとっても気持ちが良いのですが、実はそのお手入れがなかなか大変なんです。
5月に入って日差しが強くなってくると、芝生もぐんぐん成長!
そこで今回は、アメリカで初めて芝刈りに挑戦した我が家の体験談をご紹介します。
芝刈り機の購入費用や選び方、芝刈りの頻度、雑草取りやアリ塚対策など、実際にやってみて分かったことをまとめました。
アメリカの戸建て生活では芝刈りが必要!
アメリカの戸建て住宅では、庭に芝生があるお宅が多いですよね。
きれいに刈りそろえられた芝生を見ると、いかにもアメリカらしい風景だなぁと思います。
ただ、この芝生、放っておくとどんどん伸びます。
特に夏場は成長が早く、定期的な芝刈りが欠かせません。
家賃と一緒に芝生のメンテナンス費用を支払い、業者さんにお願いしているご家庭も多いようです。
でも、我が家は「まずは何でも自分たちでやってみよう!」という方針。
節約にもなるし、せっかくのアメリカ生活なので芝刈りも経験してみたい。
というわけで、芝刈り機(lawn mower)を購入することにしました。
アメリカで芝刈り機を購入!LOWE’Sで199ドル
購入したのはこちら。
Kobalt 13-Amp 21-in Corded Lawn Mower

アメリカのホームセンター「LOWE’S」で購入しました。
購入価格は199ドルです。(2023年当時)
芝刈り機といっても、いろいろな種類があります。
- ガソリンで動くタイプ
- 電気で動くタイプ
- 人力で押して刈るタイプ
- 人が乗って運転する大型タイプ
我が家の庭は、広すぎず狭すぎずという規模。
なので、人が押して使う電動タイプかガソリンタイプが良いかなと思いました。
ただ、ガソリンタイプは燃料の補充やメンテナンスがよく分からない……。
そこで、コンセントにつなげば使える電動タイプを選びました。
これなら手軽に芝刈りできそう!
と思ったのですが、早速ひとつ問題が発生しました。
電動芝刈り機の落とし穴!延長コードが必要だった
いざ箱から出してみると……
あれ?コードがない?
掃除機みたいに本体からコードが伸びるものだと思っていたのですが、そうではありませんでした。
そう、電源コード式の芝刈り機には、別途延長コードが必要だったのです。
というわけで、今度は延長コード(extension cord)を買いに行くことに。
延長コードは12ゲージを購入
調べてみると、延長コードにも太さの違いがあるようです。
よく見かける16ゲージよりも、12ゲージの方が太く、大きな電流に対応できます。
芝刈り機のような消費電力の大きい機械では、コードの長さや太さが重要になるとのこと。
そこで、12ゲージの延長コードを探しに「THE HOME DEPOT」へ行きました。

家の外壁には何か所かコンセントがあったはず。
50フィート(約15メートル)もあれば十分でしょう!
そう思って購入しました。
お値段は約60ドル。
延長コードって意外と高いんですね……。
50フィートでは足りず、100フィートを買い直すことに
いそいそと家に帰って、いざ芝刈り開始!
ところが、実際に使ってみると……
コードが届かないところがあるじゃーん!!
思っていたよりも屋外コンセントの数が少なく、庭の一部まで届きませんでした。
しくしく。
結局、後日100フィート(約30メートル)の延長コードを購入し直すことに。
こちらは約100ドルもしました。
延長コード、侮れません。
屋外で使用するタイプは結構高いです。
これから電源コード式の芝刈り機を購入する方は、先に屋外コンセントの位置と庭の広さを確認しておくことをおすすめします。
ちなみに、延長コードは長ければ何でも良いわけではなく、芝刈り機の消費電流に合ったものを選ぶ必要があります。購入前に芝刈り機の説明書を確認してくださいね。
芝刈り機と延長コードにかかった費用
我が家が実際に購入したものをまとめると、こんな感じです。
| 購入したもの | 価格 |
|---|---|
| Kobalt 電動芝刈り機 | 199ドル |
| 延長コード50フィート | 約60ドル |
| 延長コード100フィート | 約100ドル |
| 合計 | 約359ドル |
※2023年当時の購入価格です。
最初から100フィートの延長コードを買っていれば、約60ドル節約できたのですが……。
これも経験ですね。
ただ、芝刈り機は一度購入すれば繰り返し使えるので、業者さんにお願いする費用と比較すると、長い目では節約になるかもしれません。
もちろん、自分たちで作業する時間と労力は必要ですが。
アメリカの芝刈り頻度は?夏場は週1回が目安
[ここに芝生の写真③を挿入]
実際に使ってみたところ、芝刈り機の性能には満足しています。
普通にきれいに刈れますし、芝刈り自体は結構楽しいです。
ただし、電源コード式なので、延長コードを引きずりながら作業する必要があります。
コードを刃に巻き込んでしまわないよう、注意しながら端から順番に刈っていきます。
そして何より大変なのが、芝刈りの頻度。
我が家の場合、夏場は週1回くらい刈るのが理想的です。
2週間も放置すると、
「あぁ、もう今すぐ刈らなきゃ!」
という気持ちになるくらい伸びてきます。
夏は毎週のように芝刈りをすることになるので、なかなか大変です。
一方、11月頃になると芝生の成長も落ち着いてきます。
我が家では、そこから徐々に芝刈りの回数が減っていきました。
芝生の種類や地域の気候によっても違うと思いますが、夏場の芝刈りは想像以上に頻繁に必要でした。
芝刈りだけじゃない!雑草取りも必要
庭の手入れは芝刈りだけでは終わりません。
芝刈り機を使えば、芝生と一緒に雑草もある程度刈れます。
ただし、地面を這うように広がる雑草や、大きな株になっている雑草は、芝刈り機だけではなかなか対処できません。
こうした雑草は、手で抜く必要があります。
アメリカでは芝生用の除草剤を散布してくれる業者さんもいるようですが、我が家はここも節約。
自分たちで草取りをしています。
だいたい2週間に1回くらい、地道に雑草を抜いています。
面倒な作業ではあるのですが、私は意外と草取りが好きです。
無心になって作業できるところが良いんですよね。
ただし、夏の日差しの下での作業はなかなかの重労働です。
アメリカの芝生の水やりは毎日必要?
芝生のお手入れでもうひとつ気になるのが、水やりです。
夏場は暑いので、毎日水をあげないと枯れてしまうのでは?と思っていました。
ところが、現地のアメリカ人の方に聞いてみると、我が家の地域では夏場でも週1回程度の水やりで十分なことが多いそうです。
もちろん、よほど暑い日が続いたり、雨が降らなかったりする場合は、回数を増やす必要があります。
実際、我が家は夏に3週間ほど日本へ一時帰国したことがありました。
その間は水やりを完全にストップ。
帰宅してみると、雨の日もあったおかげか、芝生の状態は特に問題ありませんでした。
もちろん、芝はしっかり伸びていましたが……。
水やりの頻度は芝生の種類や土壌、天候によって違うので、地域の気候に合わせて調整するのが良さそうです。
アメリカの庭で注意したいアリ塚対策
芝刈りや雑草取りと同時に、我が家が気をつけていることがあります。
それが、**アリ塚(ant mound)**です。

これは、まだ小さいときのアリ塚です。
我が家の庭では、歩道と芝生の境目あたりによく見かけます。
ヒアリなのか、別の種類のアリなのかは分かりませんが、放っておくと砂の山のような巣が大きくなってしまいます。
小さい子どもが庭で遊ぶこともあるので、刺されたりしたら大変!
そのため、草取りをするときにはアリ塚ができていないかも確認しています。
我が家では、小さな巣を見つけたら庭用のアリ駆除剤で対処しています。
これまでのところ、薬剤を使った場所では巣の活動が収まっているようです。
ただし、アリの種類によって適切な対処方法は異なります。特にヒアリが疑われる場合は、不用意に巣を刺激せず、製品の使用方法や地域の専門機関の案内を確認した方が安心です。
夏場の芝刈りは暑さとの戦い!
最後に、芝刈りをしていて一番大変だと感じること。
それは、やっぱり暑さです!
アメリカの夏の日差しは強く、芝刈りをしていると汗だくになります。
日焼けも気になりますし、できれば朝早く、まだ涼しい時間帯に作業したいところ。
ところが、朝は芝生に露がついているんです。
濡れた芝生を刈ろうとすると、芝刈り機が頻繁に停止してしまい、なかなか作業が進みません。
なので、芝生がある程度乾くのを待ってから作業することになります。
でも、その頃には日差しが強くなっているという……。
なかなか思うようにいきません。
夏場は熱中症にも気をつけながら、無理のない時間帯に作業することが大切ですね。
まとめ|アメリカの芝刈りは大変だけど、意外と楽しい!
アメリカの戸建て生活で初めて経験した芝刈り。
実際にやってみて分かったのは、きれいな芝生を維持するには思った以上に手間がかかるということです。
我が家の場合、夏場は週1回程度の芝刈りに加え、2週間に1回くらいの雑草取りも必要でした。
さらに、水やりやアリ塚のチェックもあります。
芝刈り機だけでなく、延長コードにも意外とお金がかかったのは予想外でした。
それでも、自分たちで芝生を刈って、庭がきれいになると気持ちが良いものです。
業者さんにお願いするのももちろん便利ですが、我が家はこれからもできる範囲で自分たちでお手入れしていこうと思います。
アメリカでこれから戸建て生活を始める方や、芝刈り機の購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。

