サンクトペテルブルク観光で地下鉄を活用してみました。便利だったので、地下鉄の乗り方と乗車券の買い方を説明します。
ロシアの首都はモスクワですが、旧都はサンクトペテルブルクです。
日本で例えるとモスクワが東京、サンクトペテルブルクは京都です。ロシアを理解するためにはモスクワに加えて、是非サンクトペテルブルクという街を見ておいた方がいいというアドバイスを受けて、モスクワ滞在中に足を延ばしてサンクトペテルブルクを訪れました。
モスクワは地下鉄がとても発達していますが、サンクトペテルブルクも地下鉄網が整備されていました。
ですが、地下鉄の乗車券の買い方が分からなくて、とても困りました。きっと同じように困る方もいるだろうと思うので、地下鉄の乗車券の買い方を写真付きで説明をしたいと思います。
モスクワとサンクトペテルブルクでは地下鉄の乗車券の買い方が異なります。一度体験するとどちらも簡単なのですが、最初は戸惑うと思います。
サンクトペテルブルクの回る際に地下鉄が利用ができるととても便利です。
サンクトペテルブルク:地下鉄の利用方法
サンクトペテルブルクの地下鉄のマークはこちら。一見V(もしくはカモメのマーク)に見えるM(MetroのM)です。青い文字が目印です。
モスクワのメトロマークは赤です。
地下鉄の入り口前に券売機があります。これはモスクワと変わりません。最初はもちろんロシア語なので、左下にあるイギリス国旗のマークをタッチすると英語表記になります。
「Buy a card」と書いてあるようにICカードタイプでチャージして使えるものがありましたが、最初にデポジット(後で返金されるけど、ロシア語が分からないとそれも大変そう)も必要で面倒な感じがしました。
乗車券(1回分)を買う場合は一番下に表示されてある「Buy Token(s)」を押しましょう。複数回分の乗車券を買うこともできます。
まとめて4枚まで買うことができます。まとめて買ったからと言って安くなるわけではないですが、同行者の分も一緒に買えるのは便利ですね。
サンクトペテルブルクの地下鉄はどこまで乗っても45ルーブルの一律料金です。モスクワの場合は55ルーブルなので、サンクトペテルブルクの方が少し安い(移動距離はモスクワの方が断然広い)。
必要な料金を入れるとトークンと呼ばれるメダルが出てきます。Mと書いてあるので見ればわかると思います。
サイフの中に入れるとルーブル硬貨と紛れやすいです。※色が似ている
地下鉄の入り口にトークンを入れる場所があります。上の投入口にトークンを入れましょう。そしたらバーを押して中に入ることが出来ます。
地下鉄の駅によってはこのタイプの券売機がない!?
まず大事なのは先ほど説明したタイプの券売機を探すことです。ただし券売機によってはICカードタイプのみの駅もあります。実はあるのかもしれませんが。。
そういう場合は窓口でトークンが買えるので、そちらに行きましょう。ロシア語で伝えるのがベストですが、サンクトペテルブルクでは地下鉄スタッフも観光客慣れしているためか英語が通じる場合が多かったです。
ロシアでは英語が全く通じないといったことも珍しくないので、その点は注意が必要です。
私はサンクトペテルブルク市内移動中に利用した地下鉄駅でトークンが買えるタイプの券売機が見つからなかったので、窓口で直接購入しました。
シンプルにOne token pleaseと言えば、普通に買えました。
ロシアの地下鉄駅は見どころがたくさん
ロシアの地下鉄はとても深い位置にあります。しかもエスカレーターのスピードはとても速いです。スピードが速いのですが、とても深いので5分くらいは乗ることになります。
東京都同じで地下鉄の入り口からホームに行って電車に乗るまでは時間が掛かります。一方で電車はすぐに来るのでとても便利(これも東京と同じくらいのイメージです)。
ロシア地下鉄駅構内にはどの駅にも美しい壁画があります。これは一見の価値があります。好きな人は地下鉄の駅を回るそうです。
地下鉄のホームも雰囲気があります。駅ごとに個性があって乗るだけでも楽しいと思います。
まとめ
慣れていない土地では思わぬところで戸惑ったりしますね。私も最初はモスクワと同じ感覚でサンクトペテルブルクの地下鉄にも普通に乗れるだろうと思っていました。実際に行ってみると想像以上に複雑でびっくりしました。
急いで『地球の歩き方』を読みましたが、文字が小さいのでなかなか分かりづらい。やっぱり写真付きで解説されている方が便利だと思ったのでまとめました。
今回の記事がお役に立つとうれしいです。良い旅を。