こんにちは。我が家には帰国子女が2名います。3年間アメリカの現地校小学校で過ごしてきました。本帰国を迎え、折角身についた英語をどのように維持していくのか。帰国子女を抱えるご家庭では一度は考えられるトピックだと思います。
色々な方法がありますし、それぞれの子どもの英語レベルにもよっても話は変わってくると思います。英会話スクールに通う、オンライン英会話で英語を話す、公文の英語学習、英語の本や新聞を読む、などなど。教会のバイリンガルイベントなども活用されている方もいらっしゃるかもしれませんね。我が家で行っていることを紹介します。
英検を受ける

我が家が帰国後すぐに取り組んだのは、英検取得でした。とりあえず8歳の子どもに英検3級、10歳の子どもに英検2級を受験させました。英検はリーディングに比べてリスニングが簡単なので、リスニングはほぼ満点で心配なかったのですが、ライティングとスピーキングが心配だったので1週間程度対策準備してから臨みました。マークシートもほとんど初めてなので、そのあたりの記入の練習も必要でした。現地校の授業でパソコンを使っていて慣れていたので、パソコンで全てスピーキングも含めて1日で受けられる、英検S-CBT試験を受験しました。通常の英検日程と違って毎週末試験が開催されているので、申し込みやすくて良かったです。1ヶ月後には試験結果が分かります。ドキドキでしたが無事2人とも合格していました。8歳の方は準2級でもなんとか合格できそうな結果だったので、時期を見てまた受けたいと思います。
日本での英語学習
さて、現在我が家で取り入れている英語学習は、8歳の子どもには公文の英語学習、10歳の子どもには英語の本を読む、という方法です。時々英語で映画を観ることもあります。(後半でおすすめを紹介します)

下の子どもに公文を勧めたのは、文法に不安があったからです。どういう時にareなのかisなのか、一般動詞との違いや前置詞の使い分けなどが未熟、また英単語のスペルが正確でないなど、年齢が低いからこそまだ定着していない部分が多かったからです。実際の会話の中では多少間違っていても伝わります。英会話の中では見過ごされがちな部分を強化したかったといえます。
公文では先生との相談によりG1からスタートしました。簡単すぎるのでは?と思いながら始めましたが、countryやcollegeなど、簡単な単語でもやはりスペルが正確に書けなかったので、良かったと思います。また、国語力が足りない部分があり(日本語の文章を読み間違えるなど)、あまり高レベルからはスタートしない方が良いと思いました。着実に身に着けていってほしいと思います。
通い始めてから半年たった今、着実に成果が出てきていると感じます。becauseや簡単な動詞の過去形など、きちんとスペリングが書けるようになりました。文法の約束事も説明して理解できるようになりました。今後受けていく英検のライティングに役立つだろうと感じています。
上の子どもは他の習い事が忙しいことと、すでに年齢レベルの洋書がガシガシ読める英語レベルだったこともあり、とりあえず空いた時間に帰国前に購入した英語の本を読んでもらうようにしました。あまり負荷はかけたくなかったので…。

忙しくて実際はほとんど英語に触れる時間はないのですが…、それでも読もうと思えば読めるので、スピーキングなどのアウトプットは衰えていても理解力にはあまり衰えはないと感じました。10歳にまでなるとかなり定着度が高いようです。もちろん使わないことで、スペリングがどうだったっけ?といった忘れはあります。それは日本語の漢字でも同じことが言えますよね。使わないものは忘れていきます。しかし、また使うときには少しの労力で呼び戻すことができると思います。
英語でオススメの本
次に、おすすめの本を紹介します。現在駐在生活中のお子様にも、日本で英語力を鍛えたいお子様にも良い本があるかと思います。年齢別に紹介したいと思います。
◯幼稚園〜小学校低学年向けの内容

・「OWL DIARIES」…ふくろうの女の子が主人公の可愛いお話。ネイティブだとキンダーくらいの子が読んでいます。イラストも多く、女の子向けです。1冊が薄いので読みやすい。

・「DOG MAN」…犬が主人公の大人気マンガで、映画にもなりました。男女問わず人気ですが、若干内容が下品なところもあるようです。でもとっても面白いみたい。マンガなので分厚くても読めます。

・「THE PRINCESS IN BLACK」…イラスト豊富な、女の子が主人公のお話。ネイティブだと小学校低学年くらいの女の子が読んでいるそう。2026年夏現在では12巻まで発行されているようです。日本のアマゾンでも買えるようです。

・「BAD KITTY」…面白い黒ネコが主人公のマンガ。男女問わず小学校低学年くらいの子は楽しんで読めそうです。お風呂でのお話やスポーツのお話、赤ちゃんとのお話など色んなシリーズがあり、我が子のオススメは動物病院でのお話だそうです。

・「MY WEIRD SCHOOLシリーズ」…学校が舞台の、ちょっとおかしな先生たちが登場するお話シリーズ。文章は多めですが、低学年でも読みやすいようです。
◯小学校中学年〜

・「Diary of a Wimpy Kid」…我が家は現地校3年生から読み始めました。文章が多いので、低学年だと少し大変かもしれませんが、日本語版も出版されているくらい大人気のシリーズです。我が子も大好きで、6冊くらい持っています。オススメは薄緑色の「No brainner」で、とても面白いそうです。日本語版もあるけど、ぜひ英語で読んでみてほしいです。日本のアマゾンでも販売しています。

・「NATIONAL PARK MYSTERY SERIES」…こちらもかなりの文章量です。我が子は現地校4年生の時読んでいました。ミステリーが好きな子は面白いと思います。

・「HOW TO TRAIN YOUR DRAGON」…人気を博した書籍で、「ヒックとドラゴン」というタイトルで映画化もされています。装丁がかっこよくて素敵。男女問わず楽しめる一冊です。こちらもかなりの文章量なので現地校4年生以上がオススメですね。
家族で映画を英語で観る!
本以外にも、映画を英語で観るというのもオススメです。週一くらいでムービーナイトというイベントを家族で設けています。日本の映画を観ることもありますが、時々簡単な洋画は英語音声で英語字幕を付け観ています。英語字幕があることで、聞き取れなくても読めば理解できる。漢字は読めなくても英語はアルファベットさえ読めれば読めるのです。アイスを食べながら夜ふかしして観る映画はとても楽しいようです。
我が家が英語で観ても楽しめた映画を挙げておきます。
・ハリー・ポッターと賢者の石
・アニー
・天使にラブソングを1,2
・ジュマンジ
・ファミリーゲーム/双子の天使(英語タイトル:The Parent Trap)
特に、アニーはミュージカル調なので低学年にもオススメです。日本でもよくミュージカルが公演されていますが、親としても観ていて楽しい作品でした。
ハリー・ポッターは回を重ねるごとに複雑で怖い展開も増えていくので、小学生には賢者の石が一番楽しいようでした。ブリティッシュ・イングリッシュですが、その方が純日本人の親としては聞き取りやすかったりします。
ファミリーゲームは我が家でも何回も観る大好きな映画です。ディズニープラスで観れると思います。
また、ジブリのDVDには英語吹き替えが付いているので、ジブリを英語でみるのも良いと思います。ただ、我が家は慣れ親しんだ日本語音声から英語に変えるのは嫌、という子どもの激しい抵抗があって、いつも日本語で観ています…笑
余談ですが…
アメリカ英語にも地域によって話し方の違いがあり(日本でいう方言のようなものかな??)、子どもたちも少なからずその影響を受けているので興味深かったです。映画に出てくる俳優さんの喋り方もそれぞれ違っていて、この俳優さんの言ってることは聞き取れるけど、こっちの人のは聞き取れない、と子どもたちが言ってくるんです!!なるほど〜、、確かに言われてみればそうだよね。結構違うなと。
まとめ
我が家はこのような感じでスピーキングはあまり取り入れていません。というのも、今後中学受験や高校受験、大学入試や論文作成などあらゆる場面で必要なのは、確実な英語力です。私の考えですが、英会話講師と楽しく話をする、というレベルは帰国子女はすでに出来るレベルなので、それを続けるのではなく、今後必要になってくる場面に備えて新しい語彙力を身につける、文法を理解するということが今彼らに必要になってくることだと思います。
現在中学入試でも英検優遇措置が取り入れられている学校が増えてきています。そういったことを鑑みると、わかりやすいステップアップの指標として、適宜英検にチャレンジすることが良いと思います。我が家でも、引き続き挑戦していってほしいと思います。
