毎日コツコツと英語の音読を続けています。
今回、音読教材として使ったのは、大学受験の英単語帳として定番の『速読英単語 必修編』です。
速読英単語は、英単語を文章の中で覚えることができる教材です。大学受験向けの参考書ですが、英語の基礎を固めたい社会人にとっても役立つのではないかと思い、取り組んでみました。
今回は英検対策の語彙増強も兼ねていたので、まず『英検2級 でる順パス単』で英単語を暗記し、その後『速読英単語 必修編』で長文を読みながら復習するという流れで勉強しました。
そして、収録されている70本の英文をすべて読み終えることができました。
この記事では、『速読英単語 必修編』を実際に1周した感想と、私が取り組んだ音読の勉強法、教材の難易度や社会人の英語学習におすすめできる理由を紹介します。
※この記事は、私が所有している旧版を使って学習した当時の記録です。現在販売されている改訂版とは、収録語数や英文の構成などが異なる場合があります。
『速読英単語 必修編』とは?教材の特徴と難易度
『速読英単語』は、Z会から出版されている英単語教材です。
単語と日本語訳を一つずつ暗記するのではなく、英文を読みながら英単語の意味や使い方を覚えていく構成になっています。
私が学習していた当時、速読英単語には入門編・必修編・上級編の3種類があり、英熟語に特化した『速読英熟語』もありました。
入門編には過去に取り組んだことがあったので、今回は必修編を選びました。
重要単語1,900語を文章の中で復習
私が使用した『速読英単語 必修編』では、頻出の重要単語1,900語を学習できます。
ただし、今回の目的は、この教材で一から英単語を暗記することではありません。
先に『英検2級 でる順パス単』で覚えた単語を、実際の英文の中で確認していくことが目的でした。
文章を読んで意味がわからない単語があれば確認し、覚えていた単語についても、文脈の中でどのように使われているのかを意識しました。
英単語は一度覚えただけでは忘れてしまうことも多いので、繰り返し同じ単語に出会うことが大切だと考えています。
単語帳で暗記した後に長文を読むことで、語彙の復習とリーディングの練習を同時に進められました。
大学受験用でも社会人の英語学習に使える
『速読英単語 必修編』は大学受験向けの教材ですが、社会人の英語学習にも十分活用できると思います。
英語を使ううえで重要な単語や熟語、構文を理解する必要があるのは、大学受験でも社会人でも変わりません。
特に、英語の基礎をもう一度固めたい人や、英文を読むスピードを上げたい人にとって、取り組む価値のある教材だと感じました。
ただし、本当に基礎から英語を学び直す場合には、必修編は少し難しいと思います。その場合は入門編から始める方が取り組みやすいでしょう。
『速読英単語 必修編』を使った音読の勉強法
『速読英単語 必修編』では、英文をただ声に出して読むのではなく、意味を理解しながら音読することを意識しました。
学習を進める途中からは、音声と同時に英文を読む「オーバーラッピング」も取り入れました。
私が実践した勉強方法を紹介します。
1. まずは英文を黙読して意味を理解する
最初に英文を黙読し、内容を理解することに集中します。
1回目では意味のわからない単語があっても、すぐに調べず、前後の文脈から意味を推測しながら読み進めました。
その後、わからなかった単語を確認して、語彙の知識を補っていきます。
最初からすべての単語を調べるのではなく、まず自分の力で英文を読んでみることを意識しました。
2. 和訳を確認して英文の内容をイメージする
次に和訳を確認し、英文の内容をしっかり理解します。
頭の中に日本語で内容のイメージを作ってから英文を読むことで、英語の表現と意味を関連付けていきました。
この段階では、センテンスごとに意味がきちんと取れているかを確認します。
英文を音として読むだけでなく、内容を理解している状態にすることを重視しました。
3. 意味を理解しながら音読を繰り返す
英文の意味を理解できたら、音読を始めます。
最初はセンテンスごとに内容を確認しながら読み、慣れてきたら英語のリズムを意識してスムーズに読んでいきます。
途中からは、教材の音声に合わせて英文を読むオーバーラッピングも取り入れました。
音声をまねしながら読むことで、英語の発音やリズムにも意識を向けることができます。
私の場合は、1つの英文につき3回程度音読して、次の英文に進むという方法で取り組みました。
4. 復習よりも、まず1周することを優先
本来であれば、途中で復習を挟みながら進めた方が、英単語の定着には効果的だと思います。
ただ、今回はまず教材を1周することを優先しました。
同じ英文を何度も繰り返すよりも、次々と新しい英文を読み進めることで、音読だけでなく多読の効果も期待したかったからです。
結果的に、途中で挫折することなく70本の英文をすべて読み終えることができました。
『速読英単語 必修編』を1周した感想と学習効果
70本の英文を読み切った達成感が大きい
正直、やり切った達成感がすごいです。
『速読英単語 必修編』は結構分厚い教材なので、最後まで読み切るにはそれなりの時間がかかりました。
収録されている英文は70本あり、音読だけでなく多読の練習にもなりました。
私は英語学習の方法として多読も意識しているので、音読と多読を同時に進められたのは一石二鳥でした。
英文が徐々に長くなり、長文読解の練習にもなる
70本の英文は、最初は比較的やさしい文章から始まり、徐々に難易度が上がっていきます。
英文の長さも次第に増えていきました。
例えば、私が使用した版では、第1課は84語でしたが、第65課は212語ありました。
学習を進めるにつれて文章量が増えるため、長文を読んでいるという実感も強くなっていきます。
英単語を覚えるだけでなく、まとまった英文を読みこなす練習ができるのも、この教材のよいところだと思います。
医療・科学・文化など英文のテーマが幅広い
収録されている英文のジャンルも幅広く、医療、文化、科学、社会、人間、環境など、さまざまなテーマを扱っています。
どの英文も興味深く、読みながら新しい知識を得られることもありました。
「へえ、そうなんだ」と思うことも多く、楽しみながら英文を読むことができました。
単語を覚えるためだけの文章ではなく、内容そのものがおもしろいので、学習を続けやすかったです。
合計11,129語を読んで多読にもつながった
今回、70本の英文を1周して読んだ語数は、合計11,129語でした。
私は100万語多読にも挑戦しているので、今回の学習はその一部にもなりました。
もちろん、音読では同じ英文を複数回読んでいますが、多読の記録としては英文70本を1回ずつ読んだ語数で計算しています。
1万語を超える英文をしっかり読めたことは、自分にとって大きな達成感がありました。
大学受験レベルの英文を最後まで読み通せたことも、英語学習を続けるうえでの自信につながりました。
『速読英単語 必修編』のメリットと注意点
実際に1周して感じたメリットと注意点を整理しました。
| 項目 | 感想 |
|---|---|
| 英単語の復習 | 文章の中で単語の意味や使い方を確認できる |
| リーディング | 70本の英文で長文を読む練習ができる |
| 音読 | 意味を理解した英文を繰り返し読める |
| 多読 | 1周で11,129語を読めた |
| 英文の内容 | 幅広いテーマで飽きずに学習できる |
| 難易度 | 英語の基礎が十分でない人には難しい可能性がある |
私が使用していた当時の教材は1,000円+税でした。
収録されている英文の量と質を考えると、非常にコストパフォーマンスの高い教材だと感じました。
一方、単語を確実に記憶へ定着させるためには、1周するだけでなく、繰り返し復習することも必要だと思います。
今回は多読も意識して1周することを優先しましたが、語彙の定着を重視する場合は、復習を取り入れる方法もよいでしょう。
次の教材は『速読英熟語』に挑戦
『速読英単語 必修編』を1周したので、次は別の教材に進もうと思います。
同じ教材を繰り返すことで記憶を定着させる方法もありますが、今回は多読を続けることも重視して、新しい英文に触れることにしました。
次に取り組もうと考えているのは、同じ速読シリーズの『速読英熟語』です。
英熟語を覚えて長文をスムーズに読みたい
英検対策も意識しているので、英熟語をしっかり身につけたいと考えています。
長文読解では、多くの英文を読むことも重要ですが、英熟語を素早く把握することも大切です。
英語を単語ごとに区切って読んでいると、文章の意味をつかむまでに時間がかかってしまいます。
そこで意識したいのが、フレーズ・リーディングです。
フレーズ・リーディングとは、英文を意味のまとまりごとに捉えて読む方法です。
接続詞や動詞と目的語の関係、熟語などを意識しながら読むことで、英文の構造を把握しやすくなります。
『速読英単語 必修編』の別冊でも、フレーズ・リーディングにおいて熟語を素早く見つけることの重要性が説明されていました。
私自身、英熟語の知識はまだ十分ではないと感じているので、次はこの部分を強化したいと思います。
『速読英熟語』でも音読と多読を継続
私が次に使おうと考えている『速読英熟語』には、50本の英文が収録されています。
『速読英単語 必修編』よりも薄い教材ですが、しっかりと英文を読む練習ができます。
難易度も必修編よりやさしいようなので、引き続き音読と多読を組み合わせながら学習を進めていく予定です。
まとめ|速読英単語 必修編は社会人の英語学び直しにもおすすめ
『速読英単語 必修編』を1周して、英語の基礎固めという意味では、とてもよい学習ができたと思います。
何より、大学受験レベルの英文70本をしっかり読み通せたことが自信になりました。
英単語の復習だけでなく、長文読解や音読、多読にも活用できるので、社会人の英語学び直しにもおすすめできる教材です。
ただし、英語を本当に基礎からやり直す場合は、必修編では難しいと感じるかもしれません。その場合は入門編から取り組むのがよいと思います。
今後も英語の音読と多読を続けながら、少しずつ英語力を高めていきたいと思います。
それでは。
今回紹介した本
- 『速読英単語 必修編』(Z会)
- 『速読英熟語』(Z会)
※この記事は旧版で学習した当時の記録です。購入時は最新版の収録内容をご確認ください。

