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「山田五郎 オトナの教養講座」がおもしろい。山田五郎氏の深い知識(美術)がにじみ出るYouTubeチャンネル。

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YouTube動画
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YouTubeチャンネル「山田五郎 オトナの教養講座」がおもしろい。

山田五郎氏といえば、個人的にはアド街ック天国のイメージが強い。アド街ック天国は大好きな番組のひとつだ。自分が知っている街が紹介されたら必ずみたくなる。

山田五郎氏のYouTubeチャンネルが2021/1/7に立ち上がった。

評論家・編集者の山田五郎が、YouTubeをはじめました! 山田五郎の得意分野、美術、ファッション、時計、街、グルメなどについて、 オトナの生活がちょっと潤う教養をお届けします。 社会人になったばかりの20代から、老後の学び直しまで、 全てのオトナに送る「オトナの教養講座」です!

美術が得意分野ということもあって、美術に関する動画が豊富にアップロードされている。

この動画がとてもいい。芸術について知りたい、学びたいという方に強くおすすめしたい。

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美術(作品/画家)の解説動画が秀逸

たとえばこちらの動画ではフランスの印象派画家であるエドガー・ドガ(1834-1917)の「14歳の踊り子」という彫刻作品について、語っている。

芸術史を勉強する中で、「14歳の踊り子」という作品をみたときにふと感じたなんとも言えない感覚。自分でも気づかないくらいの違和感だったのだが、こちらの動画を観るとそのときに違和感が何だったのかがはっきりとした。

山田五郎氏の軽妙な語り口で聞くので、すーっと入ってくる。なかなかすごいことを言っているのだが、不思議と毒気がない。

こちらの動画はウジェーヌ・ドラクロワ(1798-1863)の「民衆を導く自由の女神」を題材に絵を読むとはどういうことかを教えてくれる。

西洋美術史を勉強すると女性の裸体を描くというのはどう意味があったのかがわかる。その知識があると絵に出てくる人物描写と描かれた時代を踏まえて絵を読むとおもしろいことがわかるのだ。

こちらの動画はフィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)がどういう人物だったのかがとても良くわかる。

なぜ多くのひまわりを描いたのか。その切ない理由について知ることができる。

こちらの動画はアルフォンス・ミュシャ(1860-1939)を取り上げ、ミュシャの絵画作品をなぜ日本人は好ましいと感じるのか。その理由を知ることができる。

なぜわかりやすいのか。その答えはワダ基準。

敷居が高いと感じられる美術について、わかりやすい語り口で解説されている。

オトナとしての教養を深めたい人におすすめのYouTubeチャンネルだ。

それぞれの動画では山田五郎氏の聞き手としてオトナ代表としてオトナ初心者のワダさん(23歳)が登場する。

ワダさんが山田五郎氏の説明を聞くというスタイルで進んでいく。ワダさんの感覚はとても普通で、ワダさんが持ってくる美術についての素朴な疑問について答えるというスタイルなので、あー、こういうことが知りたかったということが知ることができる。

具体的な視聴者像が目の前にいて、説明をされているのでとてもわかりやすい解説になっている。

そもそもの解説のレベルが高い。山田五郎氏の深い知識がにじみに出ている。画家の人物像、歴史的な背景、表現技法、1つの作品に対して複合的なアプローチで迫っていく解説は大変わかりやすい。

まとめ

本当におすすめしたいYouTubeチャンネルだ。

大人の教養として芸術や美術について学びたいという方は、絶対にみたほうがいい。

教養を身につける意味で美術や芸術史に興味を持っていたので、こちらの「山田五郎 オトナの教養講座」チャンネルは大変重宝している。

ワダさんと山田五郎氏のやりとりが、またいいのだ。ワダさんのキャラがとてもいい。

楽しみながら美術を学べるYouTubeチャンネル自体が珍しい。とても貴重なYouTubeチャンネルだ。

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