アメリカに住み始めてから初めての国外旅行で、メキシコのカンクンへ行ってきました。
年末年始を過ごす、子連れ6泊7日の旅です。
カンクンといえば、宿泊料金に食事や飲み物などが含まれるオールインクルーシブのホテル。周りの知人からも、泊まってよかったという話を聞いていました。
でも、わが家はお酒をそれほど飲みません。それに、食べ放題だと思うと毎日つい食べすぎてしまいそう。今回はオールインクルーシブを選ばず、4つのホテルに泊まりながら過ごすことにしました。
ホテルのビーチやプールで遊び、スーパーで食事を買い、ときには街のレストランへ。チチェン・イッツァ遺跡やセノーテを巡るツアーにも参加しました。
思わぬトラブルもありましたが、カリブ海を満喫できた家族旅行になりました。

※この記事は、2024年1月に公開した旅行記をもとにしています。料金、交通機関、ホテルのサービスや会員特典は旅行当時の内容です。
カンクン子連れ6泊7日の旅程
今回はアトランタ空港から飛行機でカンクンへ。航空券にはマイルを使いました。
ホテルは、街歩きに便利な場所、ビーチで過ごせる場所、買い物に便利な場所、帰国前の空港近くと、滞在の目的に合わせて選びました。
| 日程 | 主な予定 | 宿泊先 |
|---|---|---|
| 1日目 | アトランタからカンクンへ。スーパーで夕食を購入 | アロフト・カンクン |
| 2日目 | パブリックビーチ、屋上プール、買い物、タコス | アロフト・カンクン |
| 3日目 | ホテル移動。ビーチとプールで遊ぶ | ウェスティン・リゾート&スパ・カンクン |
| 4日目 | チチェン・イッツァとセノーテの日帰りツアー | ウェスティン・リゾート&スパ・カンクン |
| 5日目 | ラ・イスラで水族館や買い物、夕日を楽しむ | キャノピー・バイ・ヒルトン・カンクン |
| 6日目 | メルカド28で買い物。空港近くへ移動 | フェアフィールド |
| 7日目 | 早朝に空港へ。アトランタ経由で帰宅 | — |
オールインクルーシブを選ばなかった理由
わが家はお酒をあまり飲まず、食事もその日の気分で調整したかったので、今回は通常のホテルを選びました。
朝食はホテルでしっかり食べて、あとは外のレストランを利用したり、スーパーで買ったもので軽く済ませたり。毎回外食にする必要はなく、わが家にはこの過ごし方が合っていました。
宿泊費は、多くの日が1泊300米ドル台でした。ただ、同じ条件のオールインクルーシブと総額を比較したわけではありません。食費や移動費も含めて、家族の過ごし方に合わせて考えるのがよさそうです。
実際に泊まってみると、オールインクルーシブでなくても、海やプールを十分に楽しめました。
1〜2日目|アロフト・カンクンを拠点に街歩き
最初の2泊は「アロフト・カンクン」。
ホテルゾーン北部のにぎやかなエリアにあり、スーパーやお土産屋さん、レストラン、パブリックビーチへ歩いて行けるのが便利でした。

アロフトは立地が便利。部屋や設備には気になる点も
部屋は少し暗めで、雰囲気はビジネスホテルに近い印象でした。建物にもやや古さを感じましたが、ホテルの周りで食事や買い物を済ませられるのは助かりました。
朝食はメキシカンなビュッフェで、おいしくいただきました。滞在中には1階のバーで無料のドリンクも利用できましたが、どの特典によるものかは確認していません。


気になったのは、エレベーターを待つ時間が長かったこと。待ちきれずに階段を使うこともありましたが、部屋が10階だったので、なかなかの運動になりました。
それから、手洗いした水着や下着が乾きにくかったです。
バスタオルで挟んで水分を取ってから干したのに、2日たってもまだ湿っていました。ホテルによって洗濯物の乾き方が違うことを、この旅で実感しました。
スーパーChedrauiでパンや夕食を購入
アロフトの近くには「Chedraui」というスーパーがありました。店内は明るくきれいで、食事や飲み物の買い出しに便利でした。
物価は、想像していたより高めに感じました。スナックなども気軽にいくつも買う気にはなれませんでしたが、パンは手頃でおいしかったです。
ドーナツやクロワッサン、メロンパンのようなパンもありました。アメリカで暮らしていた私には、こういう普通のパンがおいしいことがうれしく、何度か買って食べました。
カップ麺も当時は日本円で100円前後のものがあり、部屋で簡単に食事を済ませるときに利用しました。
お土産用のタバスコも購入。私が見たものは、お土産屋さんよりスーパーのほうが安かったです。
お土産を選んで、本場のタコスも
近くのお土産屋さん「Plaza La Fiesta」は、広くて明るく、入りやすいお店でした。

子どもたちは革のポーチと、メキシコらしい馬のぬいぐるみを選びました。
食事は、向かいにあった「Casa Tequila」へ。本場のタコスを食べてみたくて立ち寄りました。
価格は、普段アメリカで利用するレストランとそれほど変わらない印象。タコスもおいしく、メキシコに来た気分を味わえました。

Playa Gaviota Azulでカリブ海を楽しむ
アロフトから歩いて約10分のところに、「Playa Gaviota Azul」というパブリックビーチがありました。
ホテルに専用のビーチがなくても、歩いて海に行けるのは便利です。私たちが訪れた日は午後になると人が増えたので、午前中に行ってよかったと思いました。

海の色は本当にきれい。でも、波の強さには驚きました。
子どもたちは父親と一緒に海で遊んだり、さらさらの白い砂で砂遊びをしたりして過ごしました。
砂浜に座っている時間も気持ちよくて、つい長居してしまいました。その結果、腕だけしっかり日焼けしてしまい……。海に入っていない時間も、日差しを浴びているんだなと実感しました。
3〜4日目|ウェスティンでビーチとプールを満喫
3日目に移動したのは、「ウェスティン・リゾート&スパ・カンクン」です。

予約の段階では、アプリから予約が消えたり、重複予約と言われたりして、確認に手間がかかりました。ただ、実際の滞在はとてもよかったです。
子どもたちが喜んだ、いろいろなプール
ホテルには複数のプールがあり、子どもたちはそれが特に気に入ったようでした。
当時、身長110cmほどだった子どもにも入りやすい深さのプールがあり、泳ぐ練習をしながら遊べました。
プライベートビーチもあり、ホテルで過ごすだけでリゾート気分を味わえます。
パブリックビーチでも十分楽しいと思っていましたが、泊まっているホテルからすぐ海に行けるのは、やっぱりよかったです。

ビーチの端には「CANCUN」のサインがあり、写真も撮れました。私たちが通りかかった別の有名な撮影スポットには長い列ができていましたが、ここでは並ばずに撮れました。

朝食がおいしく、ホテルでゆっくり過ごせた
朝食ビュッフェにはたくさんの料理が並んでいて、特にパンケーキがおいしかったです。
私たちの滞在では、マリオットのクレジットカードの会員特典(プラチナステータス)で朝食を無料でいただけました。
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ホテル内にはレストランやバーもありました。一方、周辺で気軽に買い物をするような立地ではなく、ホテルの中でゆっくり過ごすのに向いていると感じました。
部屋で食べるものを用意しておくと、食事の選択肢が増えて便利でした。
4日目|チチェン・イッツァとセノーテの日帰りツアー
カンクン滞在中に行ってみたかったのが、チチェン・イッツァ遺跡です。
ホテルゾーンからは車でおよそ3時間。自分たちで移動するよりツアーがよさそうだと思い、Viatorを通じて「Sat Mexico」のツアーを予約しました。
家族4人で496米ドルのプランを予約
選んだのは、チチェン・イッツァ、セノーテ、バリャドリドを巡るプランです。
予約した当時は家族4人で496米ドル。ホテル送迎、昼食ビュッフェとソフトドリンク1杯、セノーテでのライフジャケットとロッカーなどが含まれていました。
ここで選んだ「オールインクルーシブ」は、ツアーの料金プランの名前です。
事前にメールで質問したときは、遅くても翌日には返事がありました。当日はツアー会社のアプリも使い、ガイドさんの位置を確認できたのが便利でした。
遺跡は見ごたえがあったけれど、子連れには長い一日
朝はホテルで朝食を済ませ、6時50分ごろにピックアップ。ホテルへ戻ったのは夜7時半ごろでした。
ガイドさんの説明はスペイン語と英語。話すスピードが速く、要所はわかっても、すべてを聞き取るのは難しかったです。

チチェン・イッツァでは、目の前の遺跡に「ドラえもんの映画『太陽王伝説』みたい!」と思いました。

写真で見るのとは違い、実際にその場所に立てたことがうれしかったです。

ただ、子どもたちには長いバス移動や説明を聞く時間が退屈だったようです。
移動時間に対して自由に過ごせる時間は短く、幼い子どもを連れて一日ツアーに参加する大変さも感じました。
セノーテから戻ると、ツアーバスがいない!
このツアーでいちばん焦ったのが、セノーテと昼食の会場です。

泳ぐのと食事はどちらが先でもよいと聞いたので、私たちは先に昼食をとりました。その後、トイレや着替えを済ませてセノーテへ。
ところが、同じバスの参加者が見当たりません。少し不安になりながらも泳ぎ、着替えて駐車場へ戻ると、乗ってきたバスがありませんでした。
置いていかれた……!

私たちは集合時間を把握できておらず、別のガイドさんに確認してもらうと、集合時刻は20分ほど前だったそうです。
案内を聞き逃したのか、どこで行き違ったのかはわかりませんでした。
同じ会社の別のバスのガイドさんが連絡を取ってくれて、次に出発するバスに乗せてもらえることになりました。バリャドリドの観光時間はなくなってしまいましたが、先に出たバスに追いつき、残していた荷物も無事に回収できました。
助けてくれたガイドさんや運転手さん、声をかけてくれた方々には、本当に感謝しています。
この経験から、集合時刻と集合場所は、わかったつもりで済ませず、自分たちでも確認しておこうと思いました。特に子連れでは食事や着替えに時間がかかるので、時計を見ながら動くことも大切ですね。
行きたかった遺跡を見られて、セノーテでも泳げたものの、帰りは反省しきりでした。
5日目|キャノピー・バイ・ヒルトンとラ・イスラ
5日目は「キャノピー・バイ・ヒルトン・カンクン」へ移動しました。
わが家にとって初めてのヒルトン系列のホテルでしたが、内装がおしゃれで明るく、気持ちよく過ごせました。

明るい部屋と、よく乾いた水着がうれしい

このホテルで地味にうれしかったのが、洗濯物がよく乾いたことです。
手洗いした水着をバスタオルで脱水して干しておくと、一晩でしっかり乾きました。アロフトではなかなか乾かなかったので、この違いには驚きました。
屋上にはプールがありましたが、その日は水が冷たく感じられたため、小さめのジャグジーのようなプールで遊びました。

朝食ビュッフェもおしゃれで、パンも料理もおいしかったです。旅行当時はヒルトンの会員特典で大人2人分が無料となり、子ども分は半額の支払いがありました。

ラ・イスラは、買い物も水族館も楽しめた
ホテルは「ラ・イスラ」というショッピングモールのすぐ横にありました。食事や買い物に歩いて行けるので、とても便利です。

モール内にはブランド店、お土産屋さん、飲食店、水族館などがありました。
水族館には通常の入場券で入り、イルカショーを見たり、ヒトデに触れるコーナーを楽しんだりしました。

買い物の途中では、「Amorio」というジェラート屋さんで休憩。チョコレート味が濃厚でおいしかったです。

お土産屋さんの小さなショッピングカートもかわいくて、店を見て回るだけでも楽しかったです。

夕日を眺めて、ラグーン沿いで夕食
夕方には、ラグーンに沈む夕日を見に行きました。
日没の時間になると、同じように夕日を眺める人が集まってきます。海で遊ぶ時間とはまた違う、ゆっくりしたひとときでした。

夕食は、ラグーン沿いの「Lighthouse Restaurant」へ。
シーフードのチャーハンのような料理、エビのタコス、肉や野菜を挟んだ料理などを頼んで、家族でシェアしました。

暖かい夜風を感じながら食べる料理はおいしく、私はコロナビールをいただきました。子どもたちは、ここのパイナップルジュースがおいしかったそうです。
店内では演奏もあり、子どもたちがチップを渡す場面も。旅先らしい食事の時間になりました。
6日目|メルカド28で子どもの刺繍ワンピース探し
翌日は、ダウンタウンの市場「メルカド28」へ向かいました。

お目当ては、子ども用の刺繍ワンピース。ホテルゾーンのお土産屋さんでは大人用を見かけましたが、子どものサイズがなかなか見つからず、市場まで探しに行くことにしました。
市バスでダウンタウンへ
旅行中は、ホテルゾーン内の移動にも市バスを何度も利用しました。
当時の運賃は1人12ペソ、または1米ドルで、現金払いでした。お釣りの対応は運転手さんによって違ったので、小額の現金があると便利でした。
メルカド28へはR-2のバスを利用しました。降りてから市場まで少し歩きましたが、ぱっと見ただけでは場所がわからず、スマホの地図が使えて助かりました。
帰りの乗り場は、お店の方に聞いて教えてもらいました。
※運賃やルート、乗降場所は旅行当時のものです。利用時に現地で確認してください。
気に入った色と柄のワンピースを購入
メルカド28には、小さなお店が所狭しと並んでいました。
中心部には飲食店もありましたが、この日は子どもの服探しに集中。いろいろ見て回り、気に入った色と柄の刺繍ワンピースを見つけました。

価格を相談し、用意していた現金で買える金額になったので購入しました。
当時の日本円換算では、身長130cmほどの子ども用が約3,000円、110cmほどの子ども用が約1,600円でした。
カラフルな刺繍がかわいく、子どもたちも気に入った様子。旅行の思い出として、大切に着たい服になりました。
最後の1泊は空港近くのフェアフィールドへ
買い物のあとはホテルに戻って荷物を受け取り、タクシーで空港近くのフェアフィールドへ移動しました。
翌朝のフライトに備えて、最後の夜だけ空港近くに泊まる日程です。
チェックイン後はホテルのプールで遊び、夕食はスーパーで買っておいたカップ麺で簡単に済ませました。
翌朝は5時にホテルを出発。宿泊時に利用できた無料の空港シャトルで移動し、カンクンからアトランタへ戻りました。
オールインクルーシブなしの旅行で役立ったもの
防水バッグとスマホ用の防水ケース
海やプールでよく使ったのが、防水バッグです。現金などの小物をまとめて持ち歩くのにも便利でした。
スマホ用には別の防水ケースも用意しました。水辺で使うものなので、使い方や防水性能を確認して選ぶとよいと思います。

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エコバッグと、部屋で食べるためのカトラリー
スーパーでは買ったものを入れる袋が必要だったので、エコバッグがあると便利でした。
また、部屋で食べるためにフォークを買うことになり、割りばしなどを持ってくればよかったと思いました。
ホテルで簡単な食事をとる予定なら、食器やお湯を使える設備があるかも確認しておくと準備しやすそうです。
小額の現金
スーパーなどではクレジットカードを使いましたが、バスや市場、チップなどでは現金を利用しました。
現地でATMを使うことも考えていましたが、表示された手数料が気になり、利用を見送りました。そのため、後半は残りの現金を気にしながら過ごすことに。
持っていた現金は、帰るころにはきれいに使い切りました。わが家はもう少し余裕を持って用意しておけばよかったです。
水着は洗い替えがあると便利
ホテルによっては、干した水着が翌日までに乾きませんでした。
海やプールで何日も遊ぶなら、水着が2着あると便利だと感じました。毎日濡れたものを着ずに済むのは、子どもにも大人にもうれしいと思います。
アトランタ空港の駐車場では、帰りの送迎待ちに苦戦
今回、自宅からアトランタ空港までは車で移動しました。
1週間分の駐車料金を抑えたくて、空港近くのMotel 6の駐車場を事前予約。当時は7日間で約70米ドルで、空港へのシャトルがあることも選んだ理由でした。
ただ、帰国後のシャトル待ちには苦戦しました。
案内された場所で待っていてもなかなか来ず、電話して迎えをお願いし、結局1時間ほど待つことに。あとからメールを見直すと、30分間隔で運行すると書かれていました。
暖かいカンクンから戻ったばかりで薄着だったため、待っている間は本当に寒かったです。
空港外の駐車場を使うときは、料金だけでなく、帰りの迎えの依頼方法や運行間隔まで確認しておこうと思いました。
わが家には、自由に食事と滞在先を選べる旅が合っていました
今回泊まった4つのホテルは、それぞれ過ごし方が違いました。
| ホテル | わが家が感じたよさ |
|---|---|
| アロフト・カンクン | スーパーや飲食店、パブリックビーチへ歩ける |
| ウェスティン・リゾート&スパ・カンクン | ビーチと複数のプールで、ホテル滞在を楽しめる |
| キャノピー・バイ・ヒルトン・カンクン | 明るい部屋と、ラ・イスラに隣接する便利さ |
| 空港近くのフェアフィールド | 翌朝の空港移動に備えられる |
ホテルを移るたびに荷造りは必要でしたが、街歩きとリゾート滞在の両方を体験できました。
スーパーのパンで軽く食べる日もあれば、夕日を眺めたあとにレストランで食事をする日もある。こうした自由な過ごし方は、わが家には合っていたと思います。
ツアーの集合時間や帰国後のシャトル待ちなど、失敗もありました。それでも、行きたかった遺跡を見て、セノーテで泳ぎ、カリブ海を家族で楽しめた6泊7日でした。


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