アメリカに来たからには、一度はロデオを観てみたい。
普段のアメリカ生活では、カウボーイやカウガールを見かける機会はほとんどありません。でも、調べてみると各地でロデオのイベントが開かれているようです。
私が見つけたのは、アラバマ州アセンス(Athens)で開催される「ライムストーン・シェリフズ・ロデオ」。地元の保安官が主催する、年に一度のイベントです。

どんな競技があるのかもよく知らないまま、子どもたちを連れて観に行ってきました。実際に観るロデオは想像以上の迫力!夜の寒さや客席への泥はねなど、行って初めてわかったこともありました。
今回は、2024年に訪れたときのチケット購入から、会場の様子、子連れで観戦した感想まで紹介します。
アラバマ州アセンスで開催されるロデオ
私たちが訪れた年は、5月17日(金)と18日(土)の2日間開催されていました。
開場は午後6時、競技の開始は午後8時。思っていたより遅い時間から始まるイベントです。
| 項目 | 訪問当時の情報 |
|---|---|
| イベント | ライムストーン・シェリフズ・ロデオ |
| 開催地 | アラバマ州アセンス |
| 開催日 | 2024年5月17日・18日 |
| 開場 | 午後6時 |
| 開始 | 午後8時 |
| 座席 | 自由席 |
※この記事の日程や料金、会場での支払い方法は2024年当時の情報です。これから行く方は、開催年の公式案内をご確認ください。
チケットは前売りがお得。オンラインで購入しました
2024年は、4月末まで前売りチケットが販売されていました。
| チケット | 大人 | 子ども |
|---|---|---|
| 前売り券 | 15ドル | 8ドル |
| 当日券 | 20ドル | 12ドル |
大人は5ドル、子どもは4ドルの差。家族で行くとそれなりに金額が変わるので、わが家は前売り券を買うことにしました。
購入方法は、オンラインか保安官事務所の窓口。保安官事務所は地元の刑務所にあるようで、チケットを買うためとはいえ、そこまで行くのはちょっと勇気がいります。私はオンラインを選びました。
公式サイトから「Showpass」というチケット販売サイトへ進み、アカウントを登録します。ところが、登録した直後はなぜか購入できませんでした。
何度か試してもうまくいかず、一晩おいて翌日に再挑戦すると購入できました。原因はわからないままですが、これから買う方は、時間に余裕を持って手続きするとよさそうです。
開始1時間前に到着。ホットドッグを食べながら待ちます
席は自由席だったので、念のため午後7時ごろに着くように出かけました。
早めに行ったおかげで駐車場は近くに停められましたが、客席はまだ空いていました。「ちょっと早く着きすぎたかな?」と思うくらいです。
会場には軽食の売店があり、ナチョス、ホットドッグ、ポテト、飲み物などが売られていました。私たちが利用した売店は現金のみの支払いだったので、現金を持っていてよかったです。
ホットドッグを食べながら、開始を待つことにしました。

ただ、この待ち時間が寒い!
5月とはいえ、夜に屋外でじっと座っていると、思った以上に冷えてきました。食べながら待っていても寒く、夜のイベントには羽織るものが必要だと実感しました。
炎とともに開幕!カウボーイとカウガールが入場
いよいよ午後8時。会場に炎が上がり、ロデオが始まりました。

火がおさまると、国旗や州旗を掲げたカウボーイとカウガールが、馬に乗って入場してきます。
旗を持って馬に乗る姿が、とてもかっこいい。普段の生活では見る機会のない光景に、ロデオを観に来たんだな、と気分が上がります。

ここまでは、落ち着いて楽しんでいました。でも、本格的にプログラムが始まると、想像していた以上に激しい動きに驚かされました。
目の前を馬が疾走。初めて観るロデオの迫力
馬に乗ったカウボーイが、走って逃げる家畜を追いかけ、投げ縄で捕まえる。次には荷馬車が勢いよく会場内を駆け回る。
次々に場面が変わり、目を離す暇がありません。
牧羊犬がヤギを車の荷台へ誘導するショーもありました。馬に乗ったカウボーイだけでなく、犬が働く姿まで見られるとは思っていませんでした。
特に驚いたのは、暴れる馬から別の馬へ乗り移る場面です。うまくいかず、地面に落ちてしまう人もいました。
何も知らずに観に来た私は、「こんなに危険なことをするんだ……」とびっくり。ロデオがスポーツとして行われていることさえ、観に来るまで知りませんでした。

写真を撮ってみましたが、私の腕では、この速さも躍動感もなかなか伝えきれません。目の前で観ると、人も馬も動きが大きく、思わず見入ってしまいます。
前から3列目にも泥が!雨のあとの席選びに注意
迫力のある競技を楽しんでいたところ、予想していなかったことが起きました。
客席まで泥が飛んできたのです。
それまで連日雨が降ったりしていたため、競技場の地面はドロドロ。そんな場所を馬が勢いよく走るので、当然、泥がはねます。
私たちが座っていたのは前から3列目くらいでしたが、そこにもしっかり飛んできました!
近くで観られるのはうれしいものの、雨のあとのロデオにはこんなこともあるんですね。同じように地面がぬかるんでいる日なら、次はもう少し後ろの席を選ぼうと思います。

子どもが眠くなり、午後9時過ぎに帰りました
私たちは1時間ほど観戦して、午後9時過ぎに会場を出ました。
まだまだ終わる気配はなかったのですが、寒いうえに子どもも眠くなってきたので、ここで切り上げることにしました。
午後8時開始だと、少し観ただけでも子どもには遅い時間になります。最後まで観たい気持ちはありましたが、初めてロデオがどんなものかを見られたので、わが家としては満足でした。
子連れで行くなら、途中で帰ることも考えておくと気持ちに余裕が持てると思います。
今回の経験から、次に行くならこの3つを意識したいです。
- 夜の寒さに備えて、上着を持っていく
- 売店を利用できるように、現金を用意する
- 雨のあとは地面の様子を見て席を選ぶ
カウボーイ姿の観客も。アメリカらしい体験になりました
競技に出ている人だけでなく、観客にもカウボーイハットをかぶってブーツを履いている人がたくさんいました。
普段の買い物や通勤ではなかなか見かけない姿が、会場では自然に溶け込んでいます。そんな客席も含めて、少し西部の世界に来たような雰囲気を楽しめました。
「アメリカにいる間に、一度は観てみたい」と出かけたロデオ。実際に観てみると、カウボーイのかっこよさだけでなく、競技の激しさにも驚かされました。
最後までは観られませんでしたが、家族でアメリカの文化に触れるいい機会になりました。これから行く方は、夜の寒さと、雨上がりの泥はねにお気をつけください!

